食欲の秋こそきっちり肥満対策

皆さん、こんにちは。森谷です。


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10月に入り、いよいよ秋めいてきました。 秋といえばやっぱり「食欲の秋」。たっぷりと脂ののったサンマや、土瓶蒸しや炊き込みご飯でいっそう風味が引き立つ松茸など、秋の味覚はとても魅力的です。

こんな時、気をつけたいのが体重の増加。 秋の味覚の誘惑につられ、食べ過ぎてしまうと、肥満の原因になってしまうのが悩みどころです。
特にこの時期は日に日に寒くなっていくので、ついつい温かいものを食べていたら、知らぬ間に体重が増えてしまったという人も多いのではないでしょうか。

現在確認されている人類の歴史の中で、肥満が意識された最初の例とされているのが、オーストリアで発見された「ヴィレンドルフのヴィーナス」とよばれる女神の石像だといわれています。この石像は、紀元前3000年ごろに作られたものと推定され、体のあらゆる部分が大きく膨張したように作られている点が特徴的です。これは母性を示しており、子孫繁栄や五穀豊饒(ごこくほうじょう)の象徴として、崇拝の対象であったのではないかといわれています。

その後時代が進むにつれ、食生活が豊かになってくると、肥満がもとで病気になるケースが多く知られるようになり、肥満を治療するという概念が生まれるようになります。日本でも、10世紀に書かれた『今昔物語集』の中に、肥満に悩む貴族が医者を呼び、食事療法による治療をアドバイスされるというエピソードが紹介されています(巻二十八第二十三「三条中納言水飯を食う話」)。

このように、肥満は人類にとって昔から比較的身近な存在であったといえるのですが、すぐにどこかが痛んだり、不調を感じたりするわけではないため、これという自覚症状に乏しい病気であるとも言われています。そのため、肥満の診断には一般的にBMI(ボディマス指数)というものが用いられており、日本肥満学会は以下のような基準を定めています。

BMIは、自分の体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったもので、例えば体重75kg、身長165cmの人であれば、BMIは75(kg)÷1.65(m)÷1.65(m)≒27.5となり、「肥満」となります。

肥満を診断する際のもうひとつのバロメーターに、体脂肪率があります。これは、体に占める脂肪の量を表したもので、体重が少ないためにBMIでは「正常」ないし「やせている」と診断された人でも、実は内臓に脂肪が多くついていて、それが原因で高血圧、糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病を併発したという例も多く聞かれるため(いわゆる「隠れ肥満」)、BMIとあわせて重要な指標となっています。
ちなみに体脂肪率では、男性で25%以上、女性で30%以上が「肥満」になるといわれています。

肥満は生活習慣病の原因になります。逆に言えば、肥満に基づいて起こるこれらの生活習慣病は、肥満を解消するか、あるいは軽減することで改善されるのです。
それも標準体重にまで減量する必要はなく、今の体重の5%程度を減らすだけで、生活習慣病にかかるリスクが低減されると言われています。

天高く、馬肥ゆる秋。
秋の味覚もいいですが、肥満対策は日頃から心がけ、健康な日々を過ごしたいものですね。

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