ブラックホール・・・

先日、ブラックホールの姿を「事象の地平面望遠鏡

(Event Horizon Telescope:EHT)」プロジェクトが、

世界6か国で同時記者会見を開き、史上初めて捉えた

ブラックホールの姿を公開しました。

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ブラックホールは非常に強い重力を持つため光ですら

逃げることができず、その姿が見えないと想像されて

いました。今回発表された画像は、ノーベル賞級の

発表といわれています。

プロジェクトは、世界8つの電波望遠鏡を結合させ、

擬似的に地球サイズの望遠鏡として使うことで、

おとめ座銀河団の楕円銀河M87の中心を観測したものです。

このブラックホールは地球から5500万光年の距離にあり、

質量は太陽の65億倍とされます。

角砂糖一個の大きさで、その重さが地球に匹敵する

ものです。

まさに、現代の最先端の科学の結果です。

しかし、この存在をはるか以前に説明していた人が

いました。

アインシュタインです。

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発表当時は、日本ではまだ大正時代です。

松下幸之助氏が二股ソケットを発明して大ヒットした時代

です。

第一号のラジオができるまで10年。

白黒テレビができるまで40年待たなければならない時代

です。

電気冷蔵庫や洗濯機もない、氷で冷やし、手で洗濯しなければ

ならない時代です。

この時代に、アインシュタインは、理論物理学において

数式を打ち立て、この当時、想像もつかないブラックホール

を、一般相対性理論で予想したのです。

100年たった今、やっと最先端科学でそれが証明されました。



ブラックホールの姿の画像の驚きよりも、

テレビすら、その片鱗もみせなかった、100年以前の昔に

すでに頭の中だけで、これを解析していたアインシュタイン

の素晴らしさに、今更ながら驚かされます。

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