最近のニュースから・・・

海難事故がありました。
可哀そうの言葉しかありません。

その中で、船の引き上げが困難をきわめているとの
ニュースでした。
何も知らないうちは、今の工業技術と科学なら
120メートルの海中からの引き上げなどは容易い
のではと思いました。

違いました。

深海は想像を超えます。

天気予報などでは「気圧」という言葉をよく使います。
これは、空気から受ける圧力のことで、そこよりも上
にある空気の重さを意味します。
ふだんの地上気圧はだいたい1気圧ですが、重さに
直すと100キログラム近い値になります。
私たちは特に何も感じませんが、実はそのような
大きな力を常に体に受けているのです。

そこで深海での水圧はどうなるのでしょうか。
水圧とは水から受ける圧力です。

水圧は、水深10mで1気圧、水深20mで2気圧
水深30mで3気圧、水深100mなら10気圧…と
10m深くなるごとに1気圧増えることになる
そうです。

502.jpg

その条件の中、例えば30メートル程度を
潜水で潜ったとすれば
気を付けなければならないのは

※耳の障害
 潜降し外圧が高くなると鼓膜は次第に内側に押され、
人によっては水深1mくらいの潜水でも鼓膜の圧迫感を
感じ、聞こえにくくなることがあります。
水深3mくらいになるとほとんどの人は鼓膜に痛みを感
じます。ひどい時には鼓膜に穴が開くことがあります。

※副鼻腔の障害
 頭部には、いくつかの副鼻腔があり、細い管で鼻腔に
通じています。深い潜水は、激痛(特に眉間あたり)
出血(鼻血)を起こすことがあります。

※窒素酔い
 水深30mから40m以上の潜行を行うと酒によった
ような状態になることがあります。

※肺破裂
 深海潜水後、息を止めたままで浮上すると、水中での
外圧が低下ので肺内の空気は膨張し、更に息を止めた
まま浮上すると肺の弾性を超えて過膨張状態となり
最悪の場合肺胞が破れてしまうことがあります。

他にもいろいろあるようです。
結局、深い潜水は危険ということです。

120メートルの深さは相当なことといえます。
これが、今回被害にあった船の引き上げなどを
妨げる最大の要因ということです。

これから夏にかけて海の観光やレジャーも増えます。
旅行には、フェリーなども利用します。

楽しい反面、危険も伴うことになります。
今まで安全面を考えたこともあまりなかったものです。

観光船だけにかぎりません。
観光バスや飛行機、あるいは宿泊ホテルなど云々。
その運営会社が安全面を重視している会社かどうか
気をつけることも、これからの常識になっていくの
でしょうか。



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